4月に読んだ本・11冊の紹介

ビジネス書

大学生の時に、ある先生が「今の大学生は本を読まなすぎる。できれば年間100冊。最低でも50冊は読んで欲しい。」と仰っていた。
なぜかそれが琴線に触れ、高校3年間で1冊しか本を読まなかった私は、年間50冊読むようになった。

大学院生の時に、たまたま手にしたD・カーネギーの名著「人を動かす」。
それ以降、自己啓発やビジネス書を読むようになった。
脳科学をもとにつくった勉強法が「レバレッジシンキング」でかなり網羅されていて、一気に火がつき、100冊は読むようになった。

社会人になっても、通勤と図書館を駆使して、このペースは維持してきた。
最近、怠けていたので、寝る前に3冊程度の本を1章ずつ読んで寝ることで、本が読めるようになりました。

先月、読んだ本を数えたら11冊でした。
簡単ですが、どんな本を読んだのかご紹介します。

4月に読んだ11冊

①人は変われる。ーライザップで証明された自分を変える極意 / RIZAP著

いわゆるコーディネートをしていると思ったライザップ。
この手法は気になっていました。
「正しい理論」より「動機づけ」の方が大切。
「現状を否定する」「未来に対する欲望」。
限界は想像のはるか先にある。
ビジュアルの力を借りて、目標のイメージをもち続ける。
など、仕事で使える方法がありました。

②多動力 / 堀江貴文

堀江さんの本は、今まで何冊も読んでいます。
(獄中の生活を綴った日記は、新鮮で面白かった。)
堀江さんらしい、「こだわり」が詰まっています。
「多動力」
いろんなものを見て体験して、物事の解像度が高いんだなと思いました。

③投資は「きれいごと」で成功する / 新井和宏

~いい会社をふやしましょう!~鎌倉投信の新井さんの本。
過去の本も読んでいます。
本書には、いい会社の定義やいい会社の見つけ方など、具体的に書いてあります。
とても参考になりました。

④やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法 / 藤重佳久

「吹奏楽のカリスマ」と呼ばれ、吹奏楽・マーチングで数々の実績を持たれる指導者です。
音楽は自己表現。笑顔で楽しむこと。
学生には日記を書いて、それをチェックしていました。
1人1人の学生の個性や変化を見逃さずに、向きあっていることがよく分かりました。

⑤ボールド 突き抜ける力 / ピーター・H・ディアマンディス

アメリカの成長産業で世界を変える話なので、スケールが壮大です。
指数関数的(エクスポネンシャル)な成長を遂げるための、様々な方法が具体的に書かれています。
著者のXプライズ財団では、クラウドファンディングやコンペを使って宇宙開発を支援するといった、かなりレバレッジの効いた方法が書いてありました。
内容はかなりボリューミーですが、個々には使えそうな考え方が書いてあります。

⑥最強のNo.2 / 曽山哲人

サイバーエージェントの人事本部長の曽山さんの本です。
CAは特徴的な人事制度が多く、社内外に優秀な若手人材を輩出しています。
今回は、就活生から若手社会人に参考になる本だと思います。
就活から就職して成長するためのポイントが細かくまとめられ、読みやすいです。
「自分の中に問いを持つ」「成長する市場を見極めろ」など、最初から共感しまくりでした。

⑦トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」 / 俣野成敏

いわゆる「サラリーマンだけやっているの危ないよ」という本です。
明日会社に行くも、行かないも選択できる自由をもつ。
色んな「義務」=「ねばならない」から解放される。
やりたいことはないのが当たり前。
つまり、真剣に考え続けることではじめてチャンスに気づく。
など、今後の兼業・複業を考える上で参考になりました。

⑧現代語訳 論語と算盤 / 渋沢栄一

超名著ですね。
「人格を磨くことと利益追求は両立できる」ことを説いた本です。
個人的には、誕生日が同じなので、親近感があります。笑
江戸末期~昭和の日本に資本主義が入り、西洋化したばかりの時代に、
よくこんな考え方をされていたなと感嘆します。
また、三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎氏と、一緒に日本のビジネス界を牛耳ろうと持ちかけられたが、私益よりも公益を優先すべきとケンカになるエピソードが印象的です。
学ぶところだらけですので、ぜひ読んでください。

⑨創造と革命の志士たちへ / 堀義人

いただいておりました本です。
グロービスが展開するMBAについて書かれています。
ストーリーから入るタイプなので、「吾人の任務」に戻って読もうと思います。

⑩武器を磨け 弱者の戦略教科書「キングダム」 / 佐藤優

キングダム芸人なので、つい手に取りました。
佐藤氏の論の中から例としてでる「キングダム」のシーンに、いちいち反応してしまいます。

⑪リフレクティブ・マネージャー 一流はつねに内省する / 中原淳 金井嘉宏

人材育成において参考にしている中原先生の本です。
中原ラボは、4月から東大→立教に移られたようです。いいなー。

自分自身を振り返る「内省」によって、人は成長を実感する。
そして、人との関わりによって得られており、対話が特に大切である。
最後には、企業「外」人材育成についても書かれており、自社サービス「パラレルプロジェクト」の重要性を再認識しました。
あと、「学びのサードプレス」をつくろう!と言っていましたが、既にそういう概念があったことが分かりました。
「個人の自由意志にもとづいて人々が訪れ、それでいて、他者とのかかわりやコミュニケーションを通じて学ぶ場所」。(「ダイアローグ 対話する組織」より)

 

GWの時間を使って、ぜひ本を読んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、私のベッドの上には、6冊の本が積まれています。。。