【学生取材】株式会社ユーゴー ー全文記事ー

ユーゴー ひきだし インターン

株式会社ユーゴーってどこ?何する会社?って思いませんでしたか。
実は私たちが普段外を移動する際によく見るお店の経営をするところなんです。
さて、なんでしょうか。
トゥルルルル….ジャン!!!!

 “クリーニング専科”

一度は見かけたり、利用したことがあるのではないでしょうか。
ユーゴーがどんな会社で、どんな事業を展開しているのか、紹介しちゃいます!

企業紹介

 株式会社ユーゴーは1976年設立で現在41年目。本社は小美玉市にあり、北関東を中心にクリーニング店を展開。従業員数は880名(パート・アルバイトを含む)で、代表取締役社長は沼崎周平さんです。
 ユーゴーが取り組んでいる事業は、クリーニング事業、コインランドリー事業、古着事業の三つ。中でも特徴的なのがクリーニング事業。「日本一楽しいクリーニング店」をコンセプトとした「クリーニング専科」を展開し、バラエティ豊かなキャンペーンを行ったり、誰もが楽しめるデザインにしたりしています。また、「日本一カッコいいクリーニング店」を目指した「MIXMAX」は、クリーニングにカッコよさという価値を見出し、ビジネスマンやファッションにこだわりを持つ人などに向けて新たな選択肢を提供しています。
 2018年7月現在、「クリーニング専科」は187店舗で、そのうち142店舗が直営店で、一部はフランチャイズ店です。また、「MIXMAX」は18店舗で、そのうち2店舗がフランチャイズ店です(店舗数は「MIXMAX FACTORY」「MIXMAX natural」「MIXMAX WHITE」「MIXMAX」を含む)。
 ユーゴーには「Thank you CARD」というカードあり、そこには企業の経営理念や基本原則などが書かれています。その中には、社員の心のあり方や行動のあり方をまとめた「こころのハンカチ10カ条」や「UGOスタイル10カ条」も書かれています。このカードは、社員がこの会社の一員として感謝の心を忘れずに仕事に取り組めるように、重要な役割を果たすものとなっているのです。

会社見学

クリーニング専科 水戸渡里店


 この店舗では、クリーニングに加えてコインランドリーを利用したり、古着を買ったりすることもできます。まず、目に付いたのが古着。店舗の中央に古着売り場が設けられています。オサガリ専科と呼ばれるもので、おさがりの文化を大切にするために行っているものです。古着は、クリーニング代のみ支払えば手に入り、ブランド物でもTシャツ200円、コート1,150円です。クリーニング店が選別し、しっかりとクリーニングした服なので、古着とは思えないほど状態の良い服が並び、中にはこども服もありました。

 古着売り場の近くには、コインランドリー。大きな洗濯機や乾燥機があるのは、一般的なコインランドリーと変わりませんが、クリーニング専科のコインランドリーでは、壁面に黒田ウーサーやコインコといったキャラクターたちが描かれ、デザインへのこだわりがよく分かります。
 クリーニングが利用できるのは店舗の奥。クリーニング専科内には必ず黒板があり、店員が黒ウサやキャンペーンの内容を書いています。参加型キャンペーンがクリーニング専科の一番の特徴で、この日行っていたのはガラポンくじ。私たちも参加したところ、自然と笑顔が生まれ、楽しむことができました。
 人財開発室・室長の稲野邉崇晃さんから、「店員と仲良くなってほしい、クリーニング専科のファンになってほしい」という思いが込められていることを教わり、ユーゴーの思いを肌で感じました。

 また、この店舗には他にも工夫があります。まず、ミニクリーニング専科。小さなこどもがクリーニング専科の店員を体験できるスペースで、アイロンをかけたりお金や割引券を渡したりと、実際の仕事さながらの体験ができます。雑誌や本を読んだり飲み物を飲んだり、いすに座って外を眺めたりできるなど、時間をつぶすための工夫もあります。

  クリーニング専科水戸渡里店を見学し、お客様に楽しんでもらいたい、好きになってほしいという思いが店内のいたる所から感じられました。キャラクターに囲まれてキャンペーンに参加すると、クリーニング店なのに楽しいという気持ちが生まれ、居心地の良さも感じられます。もう「日本一楽しいクリーニング店」を実現しているのでは?と思いました。

MIXMAX FACTORY 水戸千波店


 ユーゴーでは工場の周辺に5店舗展開するパッケージプラント展開を取っていますが、その工場の一つがこの店舗。店舗に工場が併設されており、最短3時間で仕上げることが可能です。ここはカフェのような外観を持ち、パッと見ただけではクリーニング店とはわかりません。稲野邉さんから「MIXMAX」には二つの思いが込められていると伺いました。一つは、店員が実際に店に立ちたいと思える店にすること。もう一つが、服にこだわりを持つ人がクリーニングにもこだわりを持てるように選択肢を提供することです。モノトーンで統一された店内には心地良い香りが漂い、男性が思うカッコよさを演出しています。
 工場内も見学したところ、働いている人のほとんどが女性で、予想よりも多く機械が使われていることが印象的でした。工場内は暑いので、スポットクーラーで空気を循環させていました。工場内には、水ではなく石油で洗う機械もあります。石油が服にダメージを与えてしまうと思いましたが、そんなことはありません。石油で洗うことによって服が縮みにくくなること、においが少ないこと、石油を回収して再利用することを教わり、服や肌に優しい洗い方なんだとわかりました。

 また、家庭用洗剤の方が工場内の洗剤よりも汚れを落とす力が強いことも教わりました。工場では洗濯機の機能が優れているため、家庭用洗剤ほど強い洗剤は必要ないそうで、ここでも肌への配慮がなされています。工場内では、Yシャツもズボンも一枚につき一分ほどで仕上がるそうです。

 「日本一カッコいいクリーニング店」を目指しているため、クリーニング専科とは異なる価値を提供していることに意味があると感じました。この店舗でもお客様や社員、パートを大切にしている会社の思いが伝わってきました。工場内での洗い方や洗剤の種類といった細部まで気を配っていることが印象に残っています。

本社

 小美玉市にある本社はオフィスに見えない、美術館のような外観です。入口から続くロビーは開放的な作りになっており、大きなテレビや本などが置いてあります。実際に社員が働いているスペースでは、部署ごとに机が分かれた明るく広々とした空間でした。また、社内には会議室として大小二つの部屋が設けられ、それぞれの会議室にはテーマがあり、意見を出し合い考えることができる環境が整っています。
 本社の外には、なんと屋外テラスも設けられており、ここでBBQをすることができ、交流の場として利用されています。テラスの周囲には緑が広がっていて、まるでリゾート施設のようです。
ユーゴー インターン ひきだし
(後日、インターンメンバーをBBQにご招待いただきました!)
 本社は、社員が自分の仕事に打ち込めるほか、開放的な作りになっていることで自然と会話も生まれ、コミュニケーションを取りやすい環境になっています。また、テラスでは社長や社員と親睦を深めることもでき、このような本社で働くことはいいことづくしだと感じました。

社長インタビュー

代表取締役社長
沼崎周平さん

――この会社に入った経緯をお聞きします。
「正直この会社に入りたいなんて思っていなかったんだよ。親父にも継げなんて言われてなくてね。だけど大学生の時、乗っていた車が故障して、親父に『会社に入るなら新しい車買ってやる』って言われてね。高い車でも良いって言うから買ってもらったら、その車で仕事を手伝うようになって。社有車を私に買ってくれたようなもんだったんだよ(笑)。いや~でも良いもんでね。働いた分だけお金がもらえたから。大学生だったのにお金がたくさんもらえて嬉しかったんだよ。やるからには大企業で働いている人よりもお給料を稼いでやろうって思ってね。仕事をするのも嫌々じゃなくて楽しいのがいいから、楽しいクリーニング屋を目指したんだ。この会社に入った動機はこんな感じかな(笑)。」

――会社に入る理由は些細なキッカケだったんですね。
  やりがいはどのようなところに感じますか?

「そうだね…。やっぱりお客様に『ありがとう』と言われることかな。昔は、車で直接お客さんの家に行って集配をすることがあったんだ。外交営業というものなんだけど。その時にお客さんから『ありがとう』と言われてね。しかも笑顔で。お店ではつまらなそうな顔を見ることが多かったから、笑顔で『ありがとう』と言われて嬉しくてね。その時に、初めてクリーニング業にやりがいを感じたんだ。人に感謝されるし、人を笑顔にできる。素晴らしい商売だと思ったね。」

――感謝されるのは気持ちがいいですよね。
  『Thank you CARD』を作ったことで何か変化はありましたか?
「社員が自分の考えを理解してくれたことが変化だと感じているね。経営は算数で、教育は国語だと思っていて、社員を育てるために自分の思いを伝え続けていたつもりだったんだよね。でも、この『Thank you CARD』を作って社員に渡したときに、社員から『初めて社長の考えを理解しました』って言われたんだよ。何度も何度も言ってきたから伝わっていたと思ったんだけど、全然伝わっていなかったんだ。相手に伝えるためにはこのカードのような哲学が必要なんだ。つまり、短い言葉にしないと相手には伝わらない。だから、このカードにある『こころのハンカチ10カ条』や『UGOスタイル10カ条』なども簡潔な言葉で書かれてあるんだ。
 このカードを作る以前に、この会社を続けていくためには数値目標を掲げてそれに向けて頑張っていくことではダメなんじゃないかと思うときがあったんだ。それで、数値目標をやめて、このカードにあるような一つの理念に集中することに決めたんだ。だから、このカードはユーゴーにとって非常に大切なものだね。」

――この会社で他に大切にしていることはありますか?
会社やお客様だけでなく、社員も含めた三つのバランスが最適になるようにすることが大事だと思っているんだ。よくwin-winの関係と言うけれど、二つのバランスを良くすることは簡単なこと。それに加えて、三つのバランスを見ること。二つが良くても成り立たないから。この三位一体の考え方でユーゴーは成り立っていると言えるね。また、実際に店に立つ店員には『お客さんと仲良くなること』を目的として仕事をしてほしいと思っているね。金儲けじゃなくてね。全員で徹底すれば、自然と会社の売り上げも上がると思うんだ。」

――フランチャイズ店もあるそうですが、こちらにも力を入れていこうとお思いですか?
「いや、フランチャイズ店はあまり伸ばしていないよ。直営店の方に力を入れている。自分の中では社内独立制を柱としていて、社員には社長になってほしいと思っているんだ。社長の特権の一つに自分の給料を決められることがあるけど、これが難しいんだ。そういうことも学んでほしくて社内独立制を勧めているよ。」

――水曜日を定休日にしていると伺いましたが、なぜそうしたのですか?
「やっぱり社員の幸せのためだね。震災後に水曜日を休みにすることにして、今では休日が年に65日間もあるんだ。休みが増えることでお客様には迷惑をかけてしまうけど、社員が幸せになることでサービスの質も向上すると思っているよ。」

社員インタビュー

北関東グループ ブロック長
飛田健斗さん

――この会社にはどのような経緯で入ったのですか?
「もともと他の企業で営業の仕事を考えていたんだけど、説明会に参加した時にこの会社を知ったんだ。友だちのついでに参加したんだけど、働いている人の年齢層が低くて、若くても活躍できる場だと思ったんだ。興味を持ったから、この会社の面接を受けて無事採用されたんだ。」

――どのようなところに仕事のやりがいを感じますか?
「マネージャーとして働いているんだけど、人との関わりを感じられることがやりがいにつながっているかな。実際に働いてみてイメージと違うこともあるんだけど、人と話すことはもともと好きだったから、人と関わるこの仕事は楽しいし、やりがいにもつながっているね。」

――この会社の雰囲気はどうですか?
「アットホームな雰囲気だと感じるね。パートさんの中には自分の親くらいの年代の人もいるんだけど、自分の息子のように温かく見守ってくれてね。先輩の失敗談をこっそり教えてくれることもあるんだよ。社員同士では年齢が近いこともあって、友だちみたいな関係だと感じているよ。」

――居心地の良さが伝わってきます。
  働いている中で嬉しかったことは何ですか?
「お客様の声を聞いたことだね。最初お客様が怒っていても、次第にお客様自身の思い出話や思いを語ってくれることがあるんだよね。マイナスからプラスに変わることがある。思い出話まで話してくれるのはすごいことだし、そういうお客様の声を聞くと嬉しくなるね。」

――お客様の声を聞けるのは大きいことですよね。
  では、反対に辛かったことはありますか?
「男性が少ないことだね。パートさんも社員も女性が多くて、こんなに男性が少ない会社だとは思わなかったんだ。それで、男性が少ないから辛いと感じることもあるね。あとは、人の管理が難しいこと。相手がどう思っているかを考えてまとめる必要があるけど、うまくいかないこともあって、そこでも辛いと感じるね。」

千波管轄 サブマネージャー
灰田直史さん

――この会社にはどのような経緯で入ったのですか?
「もともとカッコいい仕事に就きたいなと思っていて、ホテルのフロントの仕事を考えていたんだ。でも、ここの説明会で話を聞いたときに、マネージャーという響きがカッコいいと思って、ここで働きたいと思い始めたんだ。面接などを経て、今はここでこうして働いてます。」

――働くことについて、学生の時と何か変化はありましたか?
「マネージャーの仕事をして一番思ったのは、自分が動けば仕事は降ってくるということだね。学生のときは自分が動かなくても仕事は与えられるものだと思っていたけど、社会人になって働くことや仕事についてそういう変化があったと感じているよ。」

――会社の雰囲気はどうですか?
「いい雰囲気で、働きやすい職場になっているよ。社長から三位一体の考え方は聞いたかな。」
――はい、聞きました。
「その三位一体の考え方にもあるように、人と人とのつながりやコミュニケーションを大切にすることで、雰囲気が良くなっていると感じている。社内では先輩との距離が近くて、よく面倒を見てくれたりするんだよ。私の場合は、あそこに座っている稲野邉さんに面倒を見てもらっているよ。ブラザー制というもので、先輩が自分のお兄さんのようになって仕事を支えてくれたり相談に乗ってくれたりするんだ。」

――人と人の距離が近いことが、雰囲気の良さにつながっているんでしょうね。
  良かったこと、一番印象に残っていることは何かありますか?
「そうだね…。お客様への対応が印象に残っているね。以前、お客様が私たちの接客に納得がいかなかったことがあったんだけど、最終的に理解してくれたんだ。『灰田さんの考えだから理解します』と言ってくれてね。納得はしてもらえなかったけど、理解してくれたことが印象に残っている出来事だね。」

ワークショップ

 今回、ユーゴーで行ったワークショップは“オサガリ専科渡里店に大学生を!”というもの。クリーニング専科渡里店には、古着が買える「オサガリ専科」という店も一緒に入っており、渡里店の近くには茨城大学がありますが、大学生の利用があまりありません。都内を含め多くのところに古着屋が存在し、利用する学生も多いのに、なぜ、利用する大学生が少ないのか、そしてどうすれば学生の利用を増やしていくことができるのか。2グループに分かれ、「オサガリ専科渡里店の良い点」「悪い点」「大学生を増やすには?」を考えました。

 まずは、ポストイットにオサガリ専科渡里店の良い点、悪い点を書き出し、グループで共有しました。古着に対する私たちのイメージは、ヨレヨレで汚いイメージ。しかし、オサガリ専科はブランド物でもTシャツ200円、コート1,150円で値段が固定されています(例えばLeeのジーンズも200円)。どれも非常に状態が良く、すでにクリーニングされているため、安心して着ることができます。また、クリーニングやコインランドリーのついでに買うこともできます。私たちの古着に対するイメージが覆されたのです。
 次に、悪い点は、学生が好む今どきの服や小物がなく、男性の服も少ない。ブランド物やこども服など、すべての服が同じハンガーラックにかかっている。などの意見があがりました。良いイメージを大学生に伝えながら悪い点を解消し、大学生の利用を増やすにはどうすれば良いのか各グループで話し合い、稲野邉さんの前でプレゼンテーションを行いました。

 一つ目の提案は「協賛」です。例えば何かを販売しているサークルと協賛して、サークル内で販売している物を買った大学生には200円のTシャツを1枚プレゼント。すると、大学生はまずオサガリ専科の存在を知ることができます。そして、大学生は新しい洋服を次から次へと買うため、要らない洋服が出てきます。不要になった洋服を大学や家の近くで売れる場所を知ることができたので、少額だけれどもお小遣い稼ぎができます。オサガリ専科側は大学生が好む洋服を販売することができ、さらには、マフラーや帽子など小物も増えていくのではないでしょうか。物が増えればレイアウトも工夫されるようになり、win-winの関係が成り立つと私たちは考えました。
 二つ目は「イベントに参加」です。これも例えば学園祭に参加して、普段オサガリ専科で販売している洋服などを販売します。学園祭はこどもからお年寄りまで地域の人も参加するため、オサガリ専科の存在を知ることができ、こども服など様々な歳の洋服を集めたり、販売することができるチャンスが広がると考えました。以上の二つをプレゼンテーションしました。

学生の感想

伊藤晶
ひきだし インターン 伊藤
 正直最初は「クリーニング? そんなの興味ない。」って思いました。ユーゴーに行かせてもらい、「クリーニング業界」に興味を持ったわけでもありませんが、私は「株式会社ユーゴー」に興味を持ちました。社長と社員の距離が非常に近いのです。社員の企画など普通は段階を踏んで社長に伝わると思いますが、ユーゴーでは直接社長に「この企画やってみたいです!」「よしやってみろ!」というような会話が生まれることに、私はこの会社良いなと思いました。
 また、「いかに茨城を発展させ、東京を不便にさせるか。」という社長の言葉に、私は感銘を受けました。日本を支えている東京を不便にさせて、茨城が日本を支えるくらいの気持ちで、これから茨城を発展させる、私も茨城を発展させる一人になりたいと思いました。ワークショップでは稲野邉さんの前でプレゼンテーションをしました。社員の前で自分たちの感じたことをもとに考えた提案をするのは初めてだったので、言葉が出てこなかったり、声が震えたりもしました。稲野邉さんに「めっちゃ緊張してるじゃん!!」と言われ、笑いが起こり、少し緊張が和らぎました。これからいろんなプレゼンテーションを経験し、そのたびに私は緊張するでしょう。でも、今回のプレゼンテーションの一連の流れを思い出せば、そんなに緊張せずにできると思います。社員の前でプレゼンテーションするということを、最初にユーゴーでできて良かったです。
 株式会社ユーゴーを知ることができ、こんなにも楽しそうで魅力がたくさん詰まった会社が存在するということを知ることができました。

大貫史織
ひきだし インターン 大貫
 クリーニングというと、誰もが利用するものですが、そこにどのような思いが込められているのかまで考えたことはありませんでした。私の母はクリーニング専科を利用していて、面白いキャンペーンがあることは以前から耳にしており、私自身一度だけ店舗に足を運んだことがありました。クリーニング専科のイメージは自分の中である程度持っていましたが、今回の見学やインタビューを通して社長や社員の生の声を聞くことができ、クリーニングに込められたユーゴーの思いを知ることができました。
 店舗を見学した際に、クリーニングについて知識がない私たちに、社員が優しく丁寧に教えてくれました。クリーニング専科とMIXMAXで店のコンセプト自体は異なるものの、どちらもサービスだけでなく内装や外観にまでこだわり、多くのお客様に満足してもらえるような工夫がなされていることがよくわかりました。また、工場内でも細部にまで社員やお客様への配慮が行き届いていると感じました。
 インタビューの際に、社長も社員も笑顔で対応していただいたことで、私たちも緊張しすぎることなく、お話を伺ったり質問したりすることができました。社長の仕事に対する熱意や感謝を忘れない姿勢が印象に残っています。また、社長の思いが社員に伝わり、社員それぞれが自分の仕事を「好き」「楽しい」と思えることの素晴らしさも感じました。
 その後のワークショップでは、メンバー全員がユーゴーの魅力を付箋に書き出し、社長、社員、社内、店舗、制度など様々な視点からユーゴーの魅力が挙げられました。その中でも雰囲気の良さ、社員同士の距離が近いこと、楽しんでいることなどが最も多く挙げられました。それらはこのインターンに参加したからこそ気づいた魅力であり、それらによって質の高いクリーニングサービスを提供できていることを知ることができました。今回知ったユーゴーの多くの魅力を伝えていきたい。クリーニング専科やMIXMAXだけでなく株式会社ユーゴーのファンも増えてほしいと思っています。