コクリエドリンクス~パラレルプロジェクトを企画しよう~

コクリエドリンクス

コクリエドリンクスの始まり

2016年11月都内で開かれた「地域仕事づくりプロデューサー戦略会議」に参加しました。
全国から地域で活躍されている方が集まり、テーマ毎の分科会を開きます。
200名近い参加者がいたと思います。
最後のクロージングにて、感想をみんなの前で話す方を挙手制で募りました。
全然手が上がらず、時間が過ぎていったので、僕は手を挙げました。
その際に言ったことは、「地域の熱いプレイヤーを集めた交流会やります!」という宣言だった。

コクリエを運営するユニキャストの三ツ堀さん、ヒタチモン大學を運営する菅原さんに声をかけ、幹事を務めてもらい、12月にコクリエドリンクスを開催しました。

その後、隔月開催として、2018年3月23日にvol.7を開きました。

コクリエドリンクスvol.7

実は今回初めてのスピーカーを務めました。
えぽっくとして始める「パラレルプロジェクト」を体感してもらえるようにしようと思いました。

まず、自己紹介がてら、自分のキャリアについて話します。
コクリエドリンクス
思い返せば、自分自身がパラレルキャリアを経ていました。
ちなみに、パラレルキャリアは、P・Fドラッカー氏が紹介する
本業を持ちながら、第二のキャリアを築くこと」です。

大学生も多かったので、はじめは就活の話。
自分の就職選択の軸であった。
・創業して5年以内
・社員50名以内
・市場が伸びている
(・上場を目指している)

その中から、ネット広告の代理店を事業とするITベンチャーに就職しました。
(現在上場しています。)
2年目以降、新規プロジェクトや新規事業開発を4件ほど行って、0→1を鍛えました。

その最中に、ETICさんが運営していた「地域イノベーター養成アカデミー」に参加し、
地域の中でチームで活動する経験をしました。

その経験を通して、地域に根ざした農業などの支援したいと思い、
食と農のシンクタンクに転職。
コンサルティングや人材育成を行いました。

商品開発を行い、パッケージデザインを変え、PRと販売機会を増やせば、売上は伸びます。
「でも、若者が入ってきて、引き継いでいかないと持続可能にはならない。」と感じていました。
その頃、茨城でのインターンコーディネーターの募集と
同時に6次産業化の分野で他社から引き合いがありました。

報酬は半分以下のコーディネーターの仕事でしたが、
「若者を育て、地域起業とつなぐ」というスキルを身につけたい。
そう思って、茨城にUターンして、実践型インターンを始めました。

次に、今後の働くを考えるヒントをいくつか紹介しました。
コクリエドリンクス
・人生100年時代
・就業期間>産業寿命
・複数のコミュニティ
・スキルの掛け合わせ

今後は、いくつかのコミュニティに同時に属し、いろんなスキルを掛け合わせることで、
変化の激しい時代のキャリアを築いていくんだろうと思いました。

パラレルプロジェクトを企画しよう

つづいては後半戦のワークショップです。
4チームに分かれて、パラレルプロジェクトを企画します。

今回のテーマは「コインランドリー」です。
このコインランドリーで、コミュニティをつくるための企画アイディアを出します。
コクリエドリンクス,ワークショップ

その後、出てきたアイディアについて、”誰”にとって”どんな価値”があるかを出します。
コクリエドリンクス,ワークショップ

チームのメンバーでまとめて、各班ごとに発表をします。

コクリエドリンクス,発表

合計4班から出たアイディアは4つ。
・土足厳禁!畳と座布団でテーブルゲーム
・表は卓球ランドリー・裏はバー
・ボードゲーム&お惣菜
・相談ノート

面白かったのは、全て「お店の方とお客さん」のコミュニケーションではなく、
「お客さん同士」のコミュニケーションだったこと。

お客さん同士が自発的にコミュニティをつくっていくんだなと。
コクリエドリンクス

参加者からは、「みんなで話しながら考えるのが楽しい。」
「ふせんを使うとアイディアがポンポンでます。」
といった意見をいただきました。

知らない人同士でも、話が盛り上がっているところも良かったなと思いました。

今後、地域企業のプロジェクトをワークショップを通して、
たくさんの人と企画したいと思います。

なお、本日、第2回目のワークショップです!