そういえば、壁塗りたいな~って思う時はありませんか?
 そんなときは、ぜひ冨山塗装へ!!温かい雰囲気で迎えてくれます!!
 まずは、そんな冨山塗装の紹介をします!
企業紹介
 株式会社冨山塗装は昭和41年設立、今年で創業52年目。所在地は常陸大宮市で、従業員は14名(パート2名含む)です。代表取締役社長の冨山達也さんからのメッセージは、「時代のニーズに合った変化を恐れない行動力と変化してはならない職人プライドを持ち、事業展開をさせていただく」。
  主な事業内容として一般住居や工場等の多様な建物への塗装工事を、地域の人々から大規模な施工まで幅広く行い、老朽化した箇所の補修などをすることも。これまでの塗装業者があまりしなかった相談会を行い、一生の中で大きい買い物である塗装についてお客様と真摯に向き合う!しかも、無料!!!
 
会社見学
 事務所も倉庫もその周辺も、とても整理整頓されています。「塗装業はきれいにする仕事。自分の会社の整理整頓もできていないところに、お仕事を頼みたいと思わないでしょう。」とおっしゃっていた社長が印象的でした。このような細かい所まで気を配れるからこそ、良い仕事ができるのだと感じました。
 
社長インタビュー
代表取締役
 冨山達也さん
 
 ――はじめに事業内容とそれに関わることについて、いくつかお聞きしたいと思います。まず、冨山社長にとってシゴトのやりがいは何ですか?
 「今、インターネットを開けばいろんな情報が流れてて、私たちからすると正しくない情報まで流れているような状態。お客様はみんな調べすぎて混同してしまっている。その中で自分たちを選んでくれたお客様に『宝くじを当てたような感覚です』って言われてね。『悩んでた気持ちが晴れやかになった』って言ってもらえるのが、このシゴトをしていていいなと思えるところだね。」
 ――無料相談会を200回以上行っているということですが、どうして始められたんですか?
 「無料相談会をやる前は塗り替えセミナーをやっていました。でも、聞きたいことが聞けなかったって言う人が多くて。あとから気づいたんだけど、こちらが淡々と話していても、みんなそれぞれ悩みは違うし、知ってる話をしても意味ないだろうと。それで、予約なしで自由に出入りできる相談会で好きに話をしてもらおうって。こちらから見積もりとか契約の話はしないんだけども、最終的には見積もりしてくれる人が多くて、うちの契約の半分は相談会経緯なんだよね。だから、相談会やってなかったらどうなってたかって考えると怖いね。」
 ――どれくらいの人が来てくれているんですか?
 「多いときだと、午前中だけで10人来てくれたよ。ただ、来てくれる人が多いと対応できないから、今は『予約優先』って入れてるの。その時間は空けますからって。」
 
 ――情報発信についてSNSを利用しているそうですが、なぜ始めたんですか?
 「やっぱり自分のことをさらけ出さないと、塗装業界は黒に近いグレーだから怖いと思ってね。」
 ――あー、確かに。
 「みんなうなずいたよ(笑)。 じゃあ怖いイメージがある中で、どうやって自分の思いを伝えるかってなったら、無料のアメブロがいいと。それがきっかけで始まったんだけども、途中でYouTubeがいいよって聞いて、現場の様子とかを伝えたら面白いかなって。無料で発信できるやつは全部やっちゃおうと思って、他のいろんな会社のホームページとか見てたら、インスタにちょこちょこ載せてて、イメージがいいなと思ってインスタも始めたのね。今塗り替えをやる人にはあまり効果ないかもしれないけど、これからやろうと思う人にはいいのかなって思ってる。」
 ――次に社長ご自身についてお聞きしたいと思います。なぜ塗装業に就こうと思ったんですか?
 「保育園の年中さんのときから決めてたね。なぜかっていうと、親父が塗装業で現場に連れてくわけよ。そこで汗水たらして働く父親の背中がかっこよくってね。長男だし俺が跡継ぐんだなって。小学校では馬鹿にされたりしたんだけど、それでも塗装の方に進んだんだよね。」
社員インタビュー
統括部長
  石井幸雄さん
 
 ――石井さんにとってのシゴトのやりがいは何ですか?
 「やっぱり『ありがとう』って言葉だね。笑顔が見られたり感謝の気持ちを言われたりしたときが嬉しいし、やりがいかな。」
 ――昔と今でニーズは変わりましたか?
 「変わったね。バブルの頃は仕事がたくさんあって、人が足りないくらいだったけど、今はふるいにかけられる時代だからね。ちゃんとやるのは当たり前で。」
 ――その中で何か課題はありますか?
 「まぁ、常に課題なんだけどね、終わりっていうのはないから。でも、お客様の要望にできるだけ応えるとか、忙しい人にはネットで見積もり・シミュレーションができればなと思いますね。」
 ――職場に求めるものはありますか?
 「福利厚生もしっかりしてるし、話も聞いてくれる。社長は家庭第一とか、そのあたりも考えてくれてる。休みの日の調整についても相談に乗ってくれるし、意見も聞いてくれる。特に求めることっていうのはないかな。」
 ――(ないんだ…!すごい…!)
  ちなみに休みの日はどれくらいあるんですか?
 「月に、日曜日+1日って感じかな。」
 ――休みの日は何をしてるんですか?
 「ゴルフ好きだからゴルフしたり、映画観たり、ドライブしたりしてるかな。家にいてもあんまり面白くないから(笑)。」
 ――これからの目標はありますか?
 「取締役とか、そういうのになれればなって。会社を運営していくそういうところを目指してる。あとは、無料相談会を広げていったり、栃木の方にも進出したりとか。」
 ――会社の雰囲気はどうですか?
 「時間がなかなか合わなくて飲みに行ったりっていうのは、あまりできてないかな。バーベキューとか忘年会はやってるけどね。仲は悪くないと思うよ、相談を受けたりもするし。話さないとわからないから、そういう風通しのいい会社づくりはしたいかな。」
 ――これから新しく入る方にはどんなことを求めますか?
 「やりがいや目標を見つけていける人がいいかな。自分の目標に向けて、どうしたらいいかっていうのを考えられる人の方が伸びると思うからね。」
工事管理部長
  長山洋平さん
 
 ――長山さんにとってのシゴトのやりがいは何ですか?
 「工事完了後の塗り替えられた家ですね。お客様に合った色になって『素敵な色になりました』と言っていただけたときは、いいアドバイスができたかなとやりがいを感じますね。」
 ――無料相談会の話をうかがったのですが、やっていて良かったことはありますか?
 「個人的な話になってしまうんですけど、相談会でいろんな人と話すことでコミュニケーション力はついた(笑)。その辺は年齢問わずアドバイスできるようになったかな。」
 ――アフターケアも行っているそうですが、それについて詳しくお聞きしたいです。
 「基本的には塗装したらそれで終わりっていうところが多いんですよ。うちでは3年に1度お客様のお家にうかがって異常がないか確認してます。」
 ――しっかりケアしてくれることが分かれば、安心できますね。
   学生時代やっていたことから、今につながっているものはありますか?
 「深く追求するっていうことかな。友だちとケンカとかありましたけど、とにかく話し合いました。それが、お客様ととにかく話し合って打ち合わせをするっていう今につながってるのかなと思いますね。」
 
 ――休日はご家族とどのように過ごされているんですか?
 「連休があればディズニーとか行きますけど、普段は家で子供と遊んでますね。」
――休日はちゃんと取れているんですか?
 「取れてますね、定期的に曜日が決まってます。それとは別で日曜日のお休みもあります。」
――休みがきちんと取れるのはいいですね。
   これからの目標はありますか?
 「塗装に絞らず、リフォーム業界全体の勉強をしていくことですかね。板金工事が必要だった、防水工事が必要だったなどあるので、ほかの業種についても勉強していきたいと思ってます。」
 ――会社の雰囲気はどうですか?
 「基本的に上司が部下の面倒を見るっていう感じです。上司から部下に話しかけてあげて、くみ取ってあげる形の方が話しやすいと思うので。会議も設けてるんですけど、周りの目が気になると思うので、個人的に聞いてあげた方がいいのかなとは思ってます」
ワークショップ
 今回のワークショップは「塗り替え無料相談会体験RPG」。現代のデジタルで済ます文化の中で、アナログな方法である冨山塗装の無料相談会を体験しました。二人一組で夫婦役になり、与えられた設定で、ある程度塗装工事を考えている人を演じました。そこでは、予算はいくらかなどのベタな質問から、塗装の種類などの細かい質問まで必須質問が定められており、各夫婦はその質問をぶつけながら相談会に臨みました。
 
  まず、予算の質問では、具体的な数値を出してお客様が具体的にイメージしやすいようにお客様目線で対応していました。また、塗装の細かい種類ややり方など専門用語が多くなってしまう質問などでは、いろいろな種類の塗料が何に優れているか、わかりやすく表になっているものを補足しながら説明してくれます。
 さらに、様々な壁のプレートや実際に下地に使うボンドなどを用意し、目で見て触って感じられる工夫をしていて、具体的なイメージが湧きやすいようにツールをふんだんに使っていました。これはデジタルではできないアナログならではの説明で、お客様の理解度がかなり違ってくると感じました。
 
  また、全体を通して言えることが二つあります。まず、お客様が感じる安心が強いところです。これはどんな質問も真摯に受け止め、常に笑顔でフランクに応対している様子がその場で感じられたためです。アナログならではのフェイス to フェイスでの安心感がひしひしと伝わり、現代のデジタル社会との差が一番出るところでした。次に、「他社」との関わり方が特徴的であるところです。保証書の説明の際に「この一文がない会社は頼まない方がいい」と教えてくれる時もあれば、「ここは我々より他の企業が優れているから、そちらで頼む方がいいかもしれない」などと、お客様にとっては塗装が一生に一度か二度の大きな買い物であることを受け止め、無理に契約を取ろうとはせず、他社を勧めていました。ここまでお客様思いの企業が存在するでしょうか。
  この無料相談会はあくまで“相談会”であり、お客様は契約をメインに来たわけではありません。そのような思いを感じ、他社の方が優れているところもあるけれど、気が向いたらでいいから我々に頼んでほしい、というスタイルから、塗装業者の怖いイメージがグルっと変わり、お客様を第一に考えていることがわかりました。
 
  無料相談会を体験した後、グループに分かれて魅力を出し合った際に、やはりお客様思いという点は全員が挙げていました。ここまで塗装業者という怖いイメージが払拭されたのは、冨山塗装に勤めている方々の人柄の良さもありますが、社員の方々がお客様と真剣に向かい合っていることが素直に伝わってきたためです。このワークショップでは、人と人が向き合い相手のことを考え、かつ顔と顔を合わせることから来る安心感や親近感は、デジタル媒体で与えられるものとは、比にならないぐらい大きいものであることを学びました。
 
学生の感想
土井一毅
 
  インタビューをしてみて、私の塗装業界のイメージがガラッと変わりました。インタビューする前は、コワモテのガタイのいい人が出てきて、笑顔で対応できるか心配でしたが、インタビューしてみると社長の人柄が良く、社員も笑顔で答えてくださり、すごく充実したインタビューになりました。社内の雰囲気を尋ねた際、社長も社員もどちらも明るく交流し雰囲気を大事にしていることが伝わってきました。
  実際の塗装現場に足を運んだときは、まだペンキを塗る段階ではなかったので、マスキングテープをまっすぐ貼る作業を体験しました。簡単そうに見えるのに手こずっていたところ、経験豊かな社員が優しく教えてくださったので、このような感じで現場の作業が受け継がれていくのかなと思いました。
  ワークショップでは、何も知識がない状態だった我々にも、お客様が安心できるフランクかつ親切丁寧な対応で教えてくださり、より詳しく塗装について知ることができました。最後に、冨山塗装の魅力をブレインストーミングしていきましたが、社内の雰囲気の良さや無料相談会をはじめとする新しい取り組みなどがあがり、お客様のことも社員のことも大事に考えている企業だとわかりました。
  冨山塗装は、決してお客様を裏切らず、よりよい関係を築くことに長けている塗装業者なので、私がもし自宅を塗装するなら冨山塗装に頼もうと思いました。
 今回のインターンシップの受け入れ、本当にありがとうございました!
 長谷川智弘
 
  塗装業ってそう頻繁に接する職業じゃないし、「ガテン系」だとか「気難しい職人がいる」といったイメージがあると思います。実際、自分も訪問するまではそういったイメージを持っていました。しかし、話してみると非常に気さくな方ばかりで、あまり緊張せずに話すことができました。現場見学では、作業の一部を体験させてもらい、ミリ単位の細かい作業にも取り組んでいることもわかりました。また、足場の組み立てや臭いなどにも気を配り、お客様だけでなく近隣の方にも配慮されており、僕の中で怖いイメージは払拭されました。
  社員は社長のことを本当に尊敬しており、不満は特にないとのことで驚きました。そんな素晴らしい会社があるなんていうのは、都市伝説だとばかり思っていました…。今回の訪問で感じた、お客様に信頼され職場の環境も良い企業だということを伝えたいです。そして、みなさんが家を購入して塗装に悩んだときには、冨山塗装の無料相談会に参加してみるのもいいと思います。
  冨山塗装さん、今回のインターンシップを受け入れていただきありがとうございました!
